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【絵本】クモ男のお話 [古都デュナルベルグ] | DLsite 同人 – R18

    【絵本】クモ男のお話 [古都デュナルベルグ] | DLsite 同人 – R18

    あらすじ

    まるでクモのバケモノのような姿で産まれた男が恋をして安息を求めるお話。

    飾り窓で飾られた物静かでどこか悲しい物語の絵本をお楽しみください。
    全48ページ、1章と2章で構成されています。


    ※5ページ目に誤字があったので修正しました。

    サンプル

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    レビュー

    ヒトならぬ姿で生まれた故に周りから拒絶され続けた主人公。
    周囲の人も敵意からではなく恐れや禁忌のため避けているので、
    完全ではないにしろどん孤立していく。
    ただそれでも心の奥底に穏やかで優しさを持つ主人公は最後には拠り所を見つけることができた。
    異種奇譚(主人公はあくまで人ですが)としては王道ですが
    登場人物に悪意がなく、個人的には温かい気持ちになれました。
    この手のストーリーでは主人公が心優しいほどもの悲しさもありますが、
    その分最終的に救いのあるハッピーエンドで終わってくれるだけでこちらも嬉しくなります。
    いわゆる異種奇譚モノやハッピーエンド好きな方にぜひおすめしたい一作です。 まず、この作品で一つきちんと描かれているのは、生まれてきたクモ男に対して母親である領主の奥様がとても愛情深く接しているところです。この愛情があればこそ、離れに軟禁されたとはいえクモ男が絵を愛する心優しい性格に育つことができたのでしょう。しかし、その一方で、父はクモ男を内心強く拒絶しているのが、やはりクモ男が人々に受け入れられないような姿をしていることを示してもいて、辛いところです。
    2章構成になっているため、察される方も多かろうと思いますが、クモ男は屋敷の軟禁状態から外に出るさだめです。クモ男に安息は訪れるのでしょうか?
    それはご自身でお確かめになられてください。 蜘蛛のような足を持ち悪魔のような顔をした男が安息を求めて生きていくお話です。
    子供がいない貴族の奥様は伝承や黒い魔術など可能なものを全て試してでも子供を授かろうとしていました。
    そんな奥様に生まれ愛を持って育てられた男が主人公です。
    主人公の優しい性格から本当に愛を受けて育てられたんだろうなという点が伝わってきてとても暖かい気持ちになりました。
    表紙を見て、この物語がおしまいを迎えたときにやっと呪縛から解放されたのだろうなと感じました! 今回は二部構成でや長め。そのぶん主人公のクモ男の心情が伝わりやすかった。絵を描いて喜んでもらいたいって思ってるくだりが素朴で可愛すぎる。そのぶん第一部は切ないのですが…。
    しかし第二部は良かった。心優しき男二心優しき女の子が応えてくれる形で、ちょっと疲れていたのもあってホッとしました。
    表紙素敵なんだけど、オチを考えるとアレこっち?ってなるな。(まあネタバレ過ぎるか…)
    第一部のメイドの子の笑顔が次の絵でクモ男の絵になってる演出が好きです。クモ男を知る前は絵を綺麗だと褒めてくれた彼女も、悪い子ってわけではないのだろうなとかふと思いました。 1章はクモ男が産まれることになった経緯と、彼がどんな生活をしていたかについて書かれていました。
    どうしても子供を授かることができなかった夫婦が、禁じられた魔術に手を出してしまった結果が彼でした。
    純粋で優しい心を持つもの、外見は人とは違っていたこともあり、人里離れた所で暮らすしかなかったみたいです。
    母親が彼のことを愛してくれたとあったので、これが優しい心を持つようになったきっかけかなと思いました。
    絵に専念するようになったのも何となくわかります。
    でも、それらの全てを覆してしまう事件が起きてしまったのでした。
    2章は生きるために戦士にならざるを得なかったクモ男が、何かを探し求めていました。
    こでの彼は確かに恐ろしい姿をしていて、相当な強さも持ち合わせています。
    しかし、誰よりも人間らしい心を持っていたので、最後の最後で大どんでん返し的な何かが発生したのでした。
    彼が心の底から求めていたモノがわかる内容になっており、涙腺が緩んでしまうお話だと感じました。
    ハンカチを用意してから読んだ方がいかもしれません。 子が欲しい貴族の夫人が、黒魔術を使ってやっと子を授かる事が出来たのですが、産まれてきた子は手足が四本づつあるクモのような怪物でした。
    サークルさんの作品の中でも一番長い話ではないでしょうか。クモ男がその容姿の醜さ故に虐げられ、傭兵として生きていく道を選ぶのですが・
    ラストシーンの少女の言動はある純文学を思い出しました。珍しくハッピーエンドで爽やかな読後感でした。