【絵本】盲目の一矢と見えない小人 [古都デュナルベルグ] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
盲目となり、敵の姿は見えずとも家族を守るために【神の一矢】を投げる老兵のお話。
飾り窓で飾られた物静かでどこか悲しい物語の絵本をお楽しみください。
全35ページ。
サンプル
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レビュー
この作品の最初の2ページは、突然騎士に槍が突き刺さるところから始まるわけですが、それを投げるのが主人公【投げる者】。古今東西必中の槍の神話はグングニルやゲイボルグなど事欠きませんが、それを自分の技量で行うというのはまさに神業で、【神の一矢】が一人で軍事的な抑止力になるのも納得の鮮烈な演出でした。しかし、サンプルの画像には盲目になった【投げるもの】しか出てこず、【見えない小人】は出てこないので、物語の予想が立ちません。しかし、能力として槍に必中がついているオーディンのグングニルと違い、盲目では【神の一矢】の技量は発揮されないでしょう・。この物語ならではの展開に注目してください。 年老いて盲目になって平和にもなって引退したけど槍を投げるスナイプがめっちゃ上手いめっちゃ強かった老兵の話。晩年に築いた友情が彼の幸せを助け、また危機を助けた流れが感動的。っていうか投げるじいちゃん現役時代~今に至るまで信念も口上もカッコイ。
このサークル特有の寂しげな感じもなく、今作はカッコよくて良いお話。こういうのも良い。 かつて英雄として誉れ高かった者も今ではすっかり年老いてしまった。
今日も誰もいないのにもかわらず、会話をする音が聞こえてくる。
小人と呼ばれる者と年老いた投げる者、2人が会話をしている姿を周りの誰かが見たとすると、上記のような判断をするのではないでしょうか。
小人は盲目の人にしか見えない設定なので、誤解してしまったのも仕方が無い気がします。
面白かったのは、そんな評価を受けていた彼が再び大活躍したことです。
現役時代と同じように、神の一矢を敵に向かって放っていました。
それが大勝利にもつながっているので、老いて益々盛んという言葉が彼に相応しいなと思いました。 投げ槍が得意な「神の一矢」と怖れられる男と、とある小人の物語。
男はいつしか老いて盲目になってしまい、平和になった世の中では用済みの存在かと思われましたが、ある時見えない筈の小人の姿が眼に映ります。
老いても尚国のために立ち上がろうとする老兵がシブくて泣ける。
敵の盾になろうとする老兵に、親友である○が秘策を授け・
老兵が槍を投げる時の口上がカッコよかったです。 一目惚れでした。タイトルと絵の雰囲気、コスパの良さで購入しました。コスパに関しては言わずもがな、常に一枚絵で進められるストーリーには昔に読んだ絵本を彷彿させます。ストーリーはタイトルで感じられた凸凹コンビ?エモさ?を感じられると思います。値段も安いので気になった方は購入してみてはいかがでしょうか? なんでこの値段でこの作品が読めるんだろう・