【絵本】迷いの森の恋の唄 [古都デュナルベルグ] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
迷いの森で呪いの唄を唄っていた悪魔の心変わり
飾り窓で飾られた物静かでどこか悲しい絵本の物語をお楽しみください
全8ページ
サンプル
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レビュー
この作品は、森に入ってきた人間を迷わせて苦しめてから命を奪ってしまうという恐ろしい悪魔が主人公です。彼はハープの音色で人を迷わせる・。ハープで迷わせるというのはどうやるんだろうか。やっぱり後に戻れなくなるくらいハープの音色で奥までいざなうのだろうか。実はこの悪魔、変に真面目なところがあるのかもしれない。読み終えてみると実は物語を通して森から帰らせないという悪魔の本質それ自体は変わってないような気がしますが、まあ悪魔だしなぁ・。やっぱり森の伝説は続いていくんだろうなあ・。 怖い見た目をした悪魔だし、やってることも恐ろしいけど、ラストのハッピーエンドで何か可愛らしく感じました。
悪魔がこれまでしてきたことが無くなったわけではありませんが、それでも一人の少女を救ったことはとても良いことだと思いましたし、その分これからたくさんの幸せを生み出していって欲しい、応援したいと思えるキャラでした! 嫌そうな顔つきから何か思いついた!って顔になる悪魔可愛すぎだろ…。そんなんだからミイラ取りがミイラになるんやで…と私も娘と同じように笑顔になってしまいました。
っていうかコロして食う気なのに声をかけるんじゃない、人喰ってた割にコイツ妙な愛嬌と可愛さがあるな…。最後の少女の笑顔のかわいさよ…。こういう悪魔は単純に退治するより、別の方法で促す方が効くのかもしれないなあ…とか考えました。
読んだ後笑顔になってしまった。 絵柄に一目ぼれして購入。
迷いの森で呪いの唄をうたっていた悪魔と絶望した少女が出会うお話。
雰囲気がよかったですね。
飾り窓や細やかな装飾が美しいです。
どんなお話だろう?と気になってしまうほどきれいなイラストというのはなか無いと思うので、自分と同じように絵柄に惹かれた方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
価格も良心的です。
悪魔らしい理屈で起こした行動によって最終的に二人ともハッピーエンドになる様子に絵本らしさを感じ優しい気持ちになりました。
他作品も気になります。 面白いと感じたのは、悪魔がよからぬことを思いついた際の表情です。
見るからに恐ろしそうな顔つきが、変な感じになっていたので笑ってしまいました。
恐怖の象徴が滑稽としか言いようがない姿になるって反則ですね。
悪魔が甘い恋の歌を少女に聴かせるというラストのオチ、こも笑えました。
これがきっかけで森で迷う者がいなくなった、と解釈できそうです。
死神が愛に目覚めたといったところでしょうか、シュールな光景なのですごく面白かったです。 人の魂を食べる悪魔と一人の少女の物語。森に迷い込んだ人間をパープの音色で惑わせ、魂を喰らう悪魔ですが、ある一人の少女には全くハープの音色が届きません。
純真そうな少女との対比で、悪魔の造形が禍々しく際立っています。ハッピーエンドという見方もできますが、悪魔と少女との間に共依存的な雰囲気を感じ、ホラーという見方もできます。読む人によって印象は様々だなあと思いますね。