おすすめレビュー
射精管理シチュの大トロとも言える「射精したくてたまらないのにできないもどかしさ」「射精できないのに容赦なく興奮を煽られて射精欲に毒されていく焦れったさ」の部分を丹念に、丹念に描くネコ科の駄犬さんによる新たな大傑作です。男子を徹底的に追い詰める舞台設定や、絶対的な優位を得た女の子による楽しげかつ無慈悲な射精禁止・寸止め・焦らし描写の素晴らしさは同シリーズと変わらないま、本作はさらに射精管理における「定期的に射精を与えられることの残酷さ」にまで踏み込んでいて、心底ぶっ刺されました。
今回登場する女の子は「男の性欲を利用して相手を最大限に苦しめる」ことが目的なので、誘惑焦らし寸止めがてんこ盛りの禁止期間のちにしっかりと射精させることで、
1.定期的に射精の快感を思い出させて「射精できない状態」に慣れさせない
2.性機能が衰えないようにして身体的な事情で性欲が弱まるという逃げ道を塞ぐ
の2点を押さえ、来たる次の禁止期間での「射精できずに興奮が募る苦しみ」をこれでもかと煮詰めてきます。愛ゆえの意地悪や善意の空回りなどでは到達できない、マジの無慈悲管理です。
体の反応として健康的な射精をさせていれば女の子側の用は済むので、せっかくの禁止明けの射精なのに「じっくり気持ちよく」みたいな情緒ゼロであっさり精液を抜かれる雰囲気だったのも完璧。
射精管理もの作品での射精シーンは当然男側にとってのご褒美として存在しているはずですが、本作を見てからだとその射精の価値さえ揺らいでくるように思えます。
射精というゴールのための管理ではなく、この先ずっと続く管理による苦しみをより深く味わせるための射精。紹介文にもある通り、一生射精させてもらえないよりもきついと思います。
絶対に体験はしたくない、でも射精管理シチュを愛しているなら心を囚われずにはいられない。狂おしいほど魅力的な射精管理作品です。 今作も射精管理モノとして良かったです。特にいじめられている子が、仕返しというより純粋に男子に射精管理して、その行為を楽しんでいるところが刺さりました。また同級生とか幼馴染とか妹とか、仲がい対等な関係から射精管理によって上下関係ができたり、いじめや後輩とかで最初から上下関係があるなら逆転したりする関係性が非常に自分には刺さります。そういう癖を持った同士は買ってみてもいかもしれません。
ネコ科の駄犬さんの脳内で描いているものを10%作品に落とし込んだ、ご本人が納得される作品が出来上がることを楽しみにしています。応援しています!
あらすじ
全153ページ
逆転要素・本番はありません