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【絵本】ぬいぐるみの勇者と宝石の花 [古都デュナルベルグ] | DLsite 同人 – R18

    【絵本】ぬいぐるみの勇者と宝石の花 [古都デュナルベルグ] | DLsite 同人 – R18

    あらすじ

    ぬいぐるみの勇者のお話です。

    飾り窓で飾られた物静かでどこか悲しい絵本の物語をお楽しみください
    全13ページ

    サンプル

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    レビュー

    この作品は、命を持ったぬいぐるみが少女の病を治すべく、絵本で見かけた宝石の花を手に入れに行くお話です。
    この作品には不思議な点が一つありまして、それは言い伝えられていた宝石の花が言い伝え通り崖の底にあったということです。ぬいぐるみが頑張って取りに行ったとしても、そも崖の底にある保証がないのではないでしょうか?おそらく、本来の宝石の花は「崖の底まで頑張って取りにいける意志の強さと宝石の花」があれば大概のことはうまくいくぞという、誰かが崖の底に置いていったものだったりするのではないかな?と考えています。
    ぬいぐるみが崖の底で宝石の花に願い事をして倒れるのではなく、崖の上で倒れて宝石の花を握っていたのも、宝石の花それ自体には願いをかなえられないことに気が付き、女の子が見つけられる位置まで残りの力で戻ってきたのだと考えると、まさしく最後まであきらめなかったぬいぐるみは勇者だと思います。だから、その心が少女を救う結果につながったのでしょう。 宝石の花の伝説は偽りであったとしても、ぬいぐるみの行動によって間違いなく少女は救われました。
    むしろ、ぬいぐるみと少女の間だけで完結していた世界が、ぬいぐるみの勇気ある行動によって広がり、さらに多くの人を助けることに繋がっていったとさえ考えられます。
    ぬいぐるみに救われた少女がその後始めたことが、多くの人々を救うことになっていったことを思うと、ぬいぐるみの「人を助けたい」という想いが生き続けていっていると感じられました。
    自分自身も、人の心に残り続け、行動の標となるような事を出来たらなと、そんな風に思わせてくれた良作でした。 悲しい…。心と体に傷を残す童話って感じ。ぬいぐるみが動くファンシーな世界観でありながら、展開はご都合主義観はなくほろ苦いのが心に残りました。たった一人を救っただけの勇者はこれからも代々伝えられていくのでしょうね。そこら辺がぬいぐるみらしく、同時に勇者らしいとも思いました。
    大人になるにはぬいぐるみと二人の籠った世界にいてはいけないというライナスの毛布的なアレもあったりするのかな。とかつまらん事を考えたりもしました。少女の大切な思い出として終生、死後も大事にされるのは素敵な事だけど、あのまウサギが行動に出ずに閉じた世界にいるのはやっぱり違うんだろうなあと。 自身を犠牲にしてまで宝石の花を見つけ出したぬいぐるみ。
    友達の体を何とかして治そうと願っての行動でした。
    初めて読んだ時はその優しさに涙が出ました。
    花には薬になる効果はなかったのですが、宝石の名に相応しい高い価値を持っていました。
    少女はそれを売って薬を購入して自身の体を治します。
    そして残りのお金を使ってぬいぐるみ屋を始めるのですが、命を持つぬいぐるみは作れなかったようです。
    それでも沢山の人々が愛情を育み心を癒す結果につながったので、い話だなって思いました。
    ラストに最初の方に出てきたぬいぐるみが再登場するのですが、こもジーンときました。
    動けなくなっていても、見た目がツギハギだらけでも、あの頃の思い出は残しておきたいっていう気持ちが伝わってくるようでした。 絵柄とかは綺麗であまり子供向けじゃないなあとは思ったんですけど、短いし読みやすい作品だと思いました。
    お話は体の弱い少女と命宿しぬいぐるみのお話でぬいぐるみが少女のために何でも叶う宝石の花を探そうという感じで探しに行くという話です。少女思いのぬいぐるみの話というのは涙無しに読めません。なかい話でした。 体の弱い少女と、その友人の命あるぬいぐるみの話。少女の願いを叶えるために命懸けである物を取りに行こうとするぬいぐるみ。少女が失ったものはあまりにも大きく、自暴自棄になりかけますが、結果的にぬいぐるみの行為は功を奏した形ですね。少女の願いは叶ったかのように見えますが、本当に大切なものは永遠に手が届かなくなり、ちょっと悲しくなります。最後のページのイラストが英雄像のようで印象深い。